東大阪市の解体費用 早わかり【参考坪単価・支援制度・工事日程】
東大阪市には、低所得・資産条件のある木造住宅除却補助と、市が危険性を判定する空き家解体費補助があります。木造除却は実費・床面積×7,000円・戸建50万円等の低い額、危険空き家は税抜工事費の5分の4等を比べる別の制度です。高井田・加納の住工環境と生駒山麓の高低差を現地で確認し、基礎と設備、廃材の搬出条件まで揃えて見積ります。
本記事で参照する大阪府の自社集計は、 見積依頼383件(2026年4月〜9月計) 、 加盟業者累計18社(退会を含む/2026年9月時点の集計) です。出典:解体相談所の県別見積依頼・業者集計。業者数は退会を含む累計で、現在稼働する業者数を示すものではありません。 見積依頼件数は相談の集計であり、上記の価格表をこの件数・加盟業者数から算出したものではありません。
| 構造 | 大阪府全体の参考坪単価 | 見積り・支援申請の確認点 |
|---|---|---|
| 木造住宅 | 3.8〜7.5万円/坪 | 全部撤去・所得資産 |
| 鉄骨造(S造) | 4.8〜9.5万円/坪 | 危険判定と機械処分 |
| RC造 | 6.5〜13.0万円/坪 | 地下部・制度適否 |
| 工程 | 調整・確認する相手 | 予定を決める条件 |
|---|---|---|
| 制度判定 | 建築安全課又は空家対策課 | 診断・現調と世帯資産資料 |
| 着工日 | 市担当と施工者 | 決定後60日内・契約時期照合 |
| 報告日 | 申請した課と施工者 | 木造60日・空家30日と3/15早い日 |
| 制度・相談先 | 金額・扱い | 対象条件 |
|---|---|---|
| 東大阪市木造住宅の解体(除却)工事補助 | 実費・床面積×7000円・戸建50万円の最も低い額。長屋共同は棟100万円上限。制度算定額で業者単価ではない。 | 原則1981年5月31日以前の木造3階以下・個人所有、兼用は住宅床半分以上。低所得世帯月214000円以下・資産1000万円以下、固定資産税都市計画税滞納なし。診断Web0.7未満/自己診断7以下、R8要綱1.0未満等との相違は市照合。 |
| 東大阪市空き家解体費補助 | 税抜解体費×4/5・床面積×12000円・棟50万円の最も低い額。個人低所得月214000円以下+資産1000万円以下は棟100万。進入困難市認定は国の年度別基準単価×4/5へ床面積算定変更。千円未満切捨。 | 特定空家等(命令部分除外)又は不良住宅木造鉄骨・基準100点以上、市現調判定。所有・権利者等の承諾、市の他解体補助併用不可。 |
東大阪市の住宅と敷地の特徴
高井田・加納では住宅と工場の使う場所を分ける
市の都市計画は高井田周辺と加納工業団地周辺を工業集積重点ゾーンとして位置付けています。高井田には住宅が点在する工業集積地という特徴があり、家を取り壊す工事でも周辺の操業への配慮が必要です。
隣の工場が荷物を受ける入口と、住宅へ出入りする通路を現地で調べます。業務配管や共同の外灯などを残す場合は所有と電源を確認し、工事車の停車場所と切離し工事の明細を業者へ示してもらいます。
生駒山麓は重機の置き方と残す擁壁を調べる
都市計画資料は東部の生駒山麓に土砂災害のハザードがある一方、中西部には低平な市街地が広がると整理しています。山麓の家では道路から敷地までの高低差と、擁壁を残したまま建物を取れるかが費用の論点です。
坂道で車をどこへ止めるか、階段を使う廃材搬出が何回必要かを採寸して見積ります。山麓全体を同じ地盤条件と決めず、擁壁の状態と規制区域を敷地ごとに確認して施工順序を決めてください。
布施など駅周辺は商業部分と住居を図にする
市の計画は布施等の駅周辺を商業・文化施設などが集まる拠点として示しています。併用住宅では営業設備と住宅部分を分け、店舗を閉めた後も住宅を使用しているかを確認します。
木造除却の市案内は延べ床面積の半分以上を住宅用途としている兼用住宅を対象に含めます。客用の入口、住居の出入口、共用階段を図にし、看板や厨房設備を本体と同じ処分費へまとめず項目を分けてもらいます。
東大阪市の解体工事事情
木造除却の所得は世帯の控除後月額で確認する
木造住宅除却補助は、世帯の月額所得21万4,000円以下と、預貯金・有価証券の合計1,000万円以下という条件があります。申請者一人の額面月給だけを見て可否を決める制度ではありません。
令和8年度要綱の月額所得は世帯員の所得から指定の控除を差し引いて合算し、12で割る定義です。市へ世帯の課税資料と資産の確認方法を相談し、固定資産税・都市計画税の納付と合わせて申請の準備をします。
危険な空き家の上限100万円は条件付き
空き家解体費補助は通常1棟50万円を上限とし、個人申請で世帯の計算後月収21万4,000円以下・資産1,000万円以下なら上限100万円です。どの空き家でも100万円受けられるわけではありません。
市が不良住宅又は特定空家等の対象か現地で判定します。本人以外が現地確認に立ち会う場合は所有者の同意と本人確認資料を求める案内があるため、相続人や管理者は立会いの準備も市へ相談してください。
解体しても機械や家財の処分は別費用となる
危険空き家の補助要綱は、建物の解体、廃材の収集運搬・処分、必要な仮設等を費用に含める一方、家財・車両・機械等の処分を除外しています。店舗や作業場を兼ねる住宅は設備処分を混ぜた総額だけで申請額を計算しません。
見積りには建物、家財、事業設備の内訳を記してもらいます。処分を自分で手配する場合は搬出前後の作業場所を確保し、補助対象費の審査と施工者への支払いが違う範囲になることを確認してください。
東大阪市内のエリア別 解体の傾向
高井田・加納周辺
工場の搬入と住宅の入口を区別します。共用外灯や配管を残す位置を決めます。
布施など駅周辺
住居と店舗の範囲を図示します。看板・設備の処分と歩行者の出入口を照合します。
生駒山麓の住宅地
高低差と擁壁を調べます。道路から家までの廃材運搬と重機の置き場を比べます。
東大阪市の構造別参考坪単価と見積もり条件(2026年)
東大阪市の見積書で比較する費用の範囲
| 構造 | 大阪府全体の参考坪単価 | 見積書で分ける費用 | 地域の比較条件 |
|---|---|---|---|
| 木造住宅 | 3.8〜7.5万円/坪 | 本体と基礎・付帯 | 全部除却の対象範囲 |
| 鉄骨造(S造) | 4.8〜9.5万円/坪 | 躯体と業務機械 | 設備処分を分離 |
| RC造 | 6.5〜13.0万円/坪 | 地下基礎と隣地保護 | 申請可能な制度を照合 |
東大阪市の木造住宅で確認すること
木造住宅は屋根材・柱壁・住宅基礎の撤去量を拾い、布施の併用住宅では看板や厨房設備を別費目へ出します。補助は診断の市WebとR8要綱の差を照合し、基礎まで全部撤去する範囲と所得・資産条件を確認します。
東大阪市の鉄骨造(S造)で確認すること
鉄骨造は骨組みの切断・回収と床・柱脚基礎の撤去を本体費として見積もります。事業設備の取り外しは別に計上し、不良住宅の対象条件を照合したうえで家財・機械処分の補助除外を資金計画へ反映します。
東大阪市のRC造で確認すること
RC造は壁・床の破砕回収と地下基礎の掘削撤去を分けて見積もり、隣地設備を保護する面と養生費も確認します。木造用補助を差し引かず制度適否を照合し、山麓の敷地では残す擁壁から機械を離す配置で施工できるかも調べます。
工期の確認
| 日程の論点 | 現地・手続きで確認すること |
|---|---|
| 申請準備 | 木造原則12月上旬・空家随時先着、予算照合 |
| 交付決定後 | 60日内着手・直ちに届 |
| 完了後 | 木造60日/空家30日又は年度3/15早い日報告 |
東大阪市で解体費が変動する3つの要因
残す設備との切離し
工場の配管や外灯を調べます。建物とは別の撤去・保護費を示します。
坂道と擁壁の保護
車を止める高さと足元を調べます。廃材搬出の距離と回数を比較します。
基礎と整地の範囲
東大阪で住宅基礎まで撤去する工事は、破砕・掘削する範囲と新築側へ渡す地面の高さを決めます。次の建築で残す設備を図示し、基礎撤去・埋戻し・整地を別の数量で見積もります。
東大阪市の解体・住宅支援制度と申請条件
解体・除却の助成
東大阪市木造住宅の解体(除却)工事補助
| 実施主体 | 東大阪市 |
|---|---|
| 対象建築物・条件 | 原則1981年5月31日以前の木造3階以下・個人所有、兼用は住宅床半分以上。低所得世帯月214000円以下・資産1000万円以下、固定資産税都市計画税滞納なし。診断Web0.7未満/自己診断7以下、R8要綱1.0未満等との相違は市照合。 |
| 補助対象工事 | 耐震性不足の木造住宅を基礎含め全部除却。居住等条件は除却例外、部分工事適否は市相談。 |
| 補助率・上限 | 実費・床面積×7000円・戸建50万円の最も低い額。長屋共同は棟100万円上限。制度算定額で業者単価ではない。 |
| 申請時の確認 | 原則4/1〜12月上旬受付、予算終了。着工前相談申請、決定後60日内着手と届。完了60日又は年度3/15早い日報告。契約日・代理受領市照合。 |
| 公式情報 | 制度・相談窓口の公式案内 |
東大阪市空き家解体費補助
| 実施主体 | 東大阪市 |
|---|---|
| 対象建築物・条件 | 特定空家等(命令部分除外)又は不良住宅木造鉄骨・基準100点以上、市現調判定。所有・権利者等の承諾、市の他解体補助併用不可。 |
| 補助対象工事 | 建物解体・廃材運搬処分・必要仮設等。家財車両機械処分除外、長屋の隣戸同時解体は合わせ一算定。 |
| 補助率・上限 | 税抜解体費×4/5・床面積×12000円・棟50万円の最も低い額。個人低所得月214000円以下+資産1000万円以下は棟100万。進入困難市認定は国の年度別基準単価×4/5へ床面積算定変更。千円未満切捨。 |
| 申請時の確認 | 随時先着、交付決定前着工不可。決定後60日内着手、完了30日又は年度3/15早い日報告。契約時期・現調立会代理者同意と本人確認資料、市照合。 |
| 公式情報 | 制度・相談窓口の公式案内 |
二つの窓口と完了報告の期間を区別する
木造除却は建築安全課、危険空き家は空家対策課が相談先です。どちらも交付決定後60日以内の着手を定めますが、完了報告は木造が完了から60日又は年度3月15日の早い日、空き家が完了から30日又は年度3月15日の早い日です。
同じ3月15日だけを工程へ記すと、早い時期に完了した工事の期限を過ぎる可能性があります。契約時期、決定後の着手届、代理受領の手続きを申請する窓口へ確認し、施工者に報告書類の準備を依頼します。
東大阪市の解体に関わる行政窓口マップ
| 相談・手続き | 担当窓口・相談内容 | 公式情報 |
|---|---|---|
| 旧木造の除却と所得資産 | 建築部 建築指導室 建築安全課 | 06-4309-3245 |
| 危険空き家の現地確認 | 建築部 建築指導室 空家対策課 | 06-4309-3244 |
| 2026用途地域等の変更 | 都市計画室 | 06-4309-3211 |
東大阪市の代表的な解体ケース別ガイド
旧木造を壊すなら診断方式と全部撤去を照合する
木造除却の市Webは診断評点0.7未満又は指定自己診断7点以下と案内していますが、R8添付要綱は評点1.0未満や限界耐力計算の判定も挙げています。0.7以上の住宅を自己判断で対象外にせず、使える診断方法を建築安全課へ確認してください。
地上3階以下、個人所有等の条件に加え、木造住宅を基礎まで全部除却する工事が対象です。基礎だけ残す計画や長屋の一部工事は、対象範囲を確認してから見積りを確定します。
車両進入が難しい危険空き家は算定を相談する
空き家解体費補助は通常、税抜工事費×5分の4、床面積×1万2,000円、棟上限の低い額です。市が車両等の進入困難と認める場合、床面積の算定を国の年度別標準除却費×5分の4へ置き換えられます。
道路と門口の幅、曲がり角、小運搬の距離を図と写真で示します。見積りが高いだけで進入困難の特例になるとは考えず、市の認定と当年度の標準単価を照合して受給額を確認してください。
東大阪市の解体施工事例
東大阪市 高井田方面
木造二階建て住宅 / 29坪
解体費用 218万円
裏の作業所で使う外灯の電源を残して母屋の配線を切り離した。納品車が通る裏側には廃材を置かず、玄関側から搬出した。通路へ張り出していた庇を外し、残す塀の端を仕上げた。
内訳:本体 99万円/搬出・処分 77万円/養生・付帯 42万円
東大阪市 加納方面
鉄骨造二階建て旧部品保管庫 / 37坪
解体費用 307万円
保管棚を業務資材と分けて搬出し、床のアンカーを抜いた。隣の工場の給気口に向かう面の養生を二重にした。雨水桝につながる屋外管を残し、基礎の撤去後に仮の排水路を整えた。
内訳:本体 135万円/搬出・処分 112万円/養生・付帯 60万円
東大阪市 上石切方面
RC造二階建て旧寮 / 28坪
解体費用 331万円
玄関までの階段を搬出用に残し、躯体を小さく分けて下ろした。敷地の下側の擁壁へ重機を寄せない作業場所を定めた。最後に階段の上段を取り、残る通路に雨水が流れ込まない縁を設けた。
内訳:本体 154万円/搬出・処分 113万円/養生・付帯 64万円
東大阪市の解体業者の口コミ
東大阪市 加納方面|鉄骨造二階建て旧部品保管庫
跡地の使い方をまだ決めておらず、見積りを頼むのは早いか迷いました。今決まっている範囲から相談でき、急いで用途まで選ぶ必要がなかったのが助かりました。
投稿日 2026.09.17
東大阪市 上石切方面|RC造二階建て旧寮
予定の日数を聞くと長く感じましたが、すぐ短くしてほしいとは言わずに理由を尋ねました。質問を遮られずに話せ、自分が行く日を考えてから頼めました。
投稿日 2026.08.21
東大阪市 高井田方面|木造二階建て住宅
夕方に電話を返す時は店が忙しく、短く切り上げてしまいました。翌朝に話す時間を取ってもらえたので、聞きたい点を残したまま返事をせずに済みました。
投稿日 2026.07.10
※解体相談所で、お見積り依頼いただいたユーザに、任意でレビュー投稿をいただいています。
⭐️レビューについては、 [対応スピード] [見積までの丁寧さ] [担当者の人柄] [価格の納得感] [工事品質]の5観点で評価いただいたものを平均した数を表示しています。
東大阪市と大阪市の解体・住宅支援を比較する
東大阪市の木造住宅除却と、大阪市の狭あい道路沿道の除却は、所得条件と対象区域が異なります。東大阪の床面積当たりの算定額は業者の工事単価ではないため、市の給付額と現地見積りを別に計算して自己負担を判断します。
| 自治体・制度 | 主な対象条件 | 主な計算方法・上限 | 申請・契約の順序の概要 |
|---|---|---|---|
| 東大阪市|東大阪市木造住宅の解体(除却)工事補助 | 旧耐震木造3階以下・個人所有等。低所得世帯・資産等の基準、診断条件を市へ照合。 | 実費・床面積×7000円・戸建50万円の最も低い額。長屋共同は棟100万円上限。 | 原則4/1〜12月上旬受付、予算終了。 |
| 大阪市|大阪市狭あい道路沿道老朽住宅除却促進制度 | 指定の対策・重点地区にある所定建築時期の木造住宅。道路との関係等の条件。 | 対策地区2分の1以内・戸建105万集合80万/戸。 | 契約前相談、着手40日以上前申請。 |
東大阪市の解体後の土地活用パターン
2026年4月以降の用途と防火条件で建替えを考える
東大阪市は2026年4月に中央環状線沿道や西側の住居系用途地域等を変更し、防火規制等も見直しています。古い購入資料に書かれた用途や建ぺい率だけで、解体後に同じ規模の建物を戻せると決めません。
所在地を最新の計画図へ照合し、前面道路による容積率と次の用途を都市計画室等へ相談します。工業地の操業や山麓の敷地条件も踏まえ、建替え・売却・更地管理のどれに必要な撤去かを先に決めてください。
| 活用方法 | 所在地・制度に関わる条件 | 解体前に決めること |
|---|---|---|
| 建替え | 2026用途・防火の変更 | 設計へ最新図を反映 |
| 工業地の更新 | 操業と住宅の共存 | 設備と搬入経路を調整 |
| 山麓の更地管理 | 擁壁と水の流れ | 残す壁と排水を図示 |
東大阪市の解体工事に関するよくある質問
㎡7,000円は補助を計算する基準であり、業者がその額で工事を請け負うという料金ではありません。実費と床面積算定、戸建50万円等の上限を比べた受給額を確認し、見積りの総額と自己負担を分けてください。
条件は世帯の控除後の月額所得21万4,000円以下で、申請者だけの額面月給ではなく資産1,000万円以下等も必要です。世帯の課税資料と控除、資産の申告方法を建築安全課に示して判定を相談してください。
市Webは0.7未満としていますがR8添付要綱は1.0未満等の判定も挙げているため、自己判断で対象外と決めないでください。診断報告書を建築安全課へ持参し、現行の適用基準と所得・資産等の条件を照合してください。
要綱は家財・車両・機械等の処分費を除外しており、建物と一緒に出す場合も同じ補助対象費にはできません。業者へ建物の撤去・廃材処分と家財機械の内訳を分けてもらい、市が認める対象費を確認してください。
木造除却は完了60日以内、危険空き家は完了30日以内で、いずれも年度3月15日との早い日までが期限です。申請した課と施工者へ必要な写真や費用書類の受取り日を伝え、各制度の期間に合う報告日を決めてください。